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Ball Python(ボールニシキヘビ)

Ball Python(ボールニシキヘビ)

紹介

Ball Python(ボールニシキヘビ)

原産はアフリカ中央部から西部にかけて分布し主に乾燥した草地、森林に生息しています。野生個体(WC=Wild Caught)はガーナ、トーゴ、ベニンから輸入されてきます。

成体のサイズは平均1mから1.2mで1.5mを越えることはほとんどありません。ニシキヘビの中では小型な部類に入ります。平均寿命は20年ほどで最長48年という記録もあります。アフリカから輸入されてくる野生個体は餌付けるのが大変で神経質なこともありとても飼いにくいヘビですが人間により繁殖 (CB=Captive Breed)されたボールパイソンは中には少し神経質な個体もおりますが総じて飼いやすく、小型ということもあり、初めて飼われる方にもとてもよいペットスネークとなります。またこの種の最大の魅力は色とりどりのたくさんのカラフルな品種(Morph=モルフ)が存在し自分の手で新しい品種を作り出すことも夢ではありません。今もっともホットなニシキヘビです。

飼育

幼体から亜成体までは各サイズのプラケースで飼育は可能ですが成体では横幅60センチ、奥行き45センチ以上のケージを推奨します。高さはあまり必要ないのでフラットタイプがお勧めです。

飼育温度は27度から32度の範囲で必ずしも全体をこの温度にする必要はありません、一箇所、三分の一程度、ゲージの下に敷く遠赤外線タイプのヒーターを設置します。そのヒーターの上が30から32度あれば他が25℃ぐらいでも問題ありません。ただし幼体のころは安全のためにも温度が低い場所で27度以上と少し高めの温度を維持してください。シェルターは幼体のころは落ち着かせるためにも設置する方が良いです。床材は爬虫類用のアスペンチッブや新聞、ペットシーツが適しています。

飲み水はヘビの全身が入れるくらいの大きさのタッパーで週二回ほど綺麗な水と取り替えてください。
餌は個体のサイズに合ったマウスやラットになります。ボールパイソンの生理的特長に成体になると秋から、冬にかけて餌を食べない時期がありますが、それは彼らの繁殖期にあたる時期で自然な事なので、餌を食べないからといってあわてず、気温の上がる春頃からまた採食するようになるので水だけ与えておけば問題ありません。個体によっては食べる個体もいますのでケースバイケースで。