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Australian Dwarf Monitor(オーストラリア産小型オオトカゲ)

Australian Dwarf Monitor(オーストラリア産小型オオトカゲ)

紹介

Australian Dwarf Monitor(オーストラリア産小型オオトカゲ)

原産はオーストラリアでオーストラリア大陸の広範囲に分布しています。
オオトカゲと名前がついていますが、頭胴長が30センチに満たないものがほとんどで、大きなものでも全長1メートルぐらいです。砂漠や荒地、岩場などが主な生息場所になります。

たいへん魅力的な種類で構成されるドワーフモニターでありますが原産がオーストラリアということもあり、野生個体が流通することはなく、欧米で繁殖された 個体が稀に流通する程度でオオトカゲの中でも、高価な部類に入ります。
他のオオトカゲと比べて大きくならないことから、市販されている標準サイズのケージ でレイアウトをして飼育することが可能です。寿命はまだはっきりわからないことも多く、平均15年から20年程度だと思われます。

飼育

飼育ケージは横幅60センチ、奥行き45センチもあればペアで飼育できる種類も多く、横幅が90センチあれば、ほとんどの種類が飼育可能です。今は色々なサイズの爬虫類専用ケージも市販されていますので種類に合った前開き式のケージが最適です。

ライト類ですが紫外線要求量が高い種類なので紫外線(UV)ランプは5.0から10.0を使用、各サイズのケージに合ったワット数のバスキングランプを用意してください。飼育温度は温度の低い場所でも33度はあるほうがいいです。温度が高いとの意見があるかもしれませんが、冬場の30度いかない位の温度ですと明らかに代謝が低く不活発になります。バスキングスポット直下は40度から45度ぐらいの範囲です。

床材は目の細かい砂が一番適しています。他にはバークチップなどがあります。新聞紙はトカゲが新聞紙をめくったり持ち上げたりしてバスキングスポットに触れての火事が考えられるので使用しない方がいいですし、四肢の発達にもよくないように思えます。

餌はサプリメント剤を塗したコオロギがメインで種類によってはおやつ程度にピンクマウスを与えます。消化の問題でミールワームやジャイアントワームは与えない方がいいです。水は底の浅い小さなお皿などに入れて常設します。水切れによる脱水には注意してください。