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Australian Gecko(オーストラリア産ヤモリ)

Australian Gecko(オーストラリア産ヤモリ)

紹介

Australian Gecko(オーストラリア産ヤモリ)

オーストラリア原産でオーストラリア大陸に広く分布しています。
約10センチから15センチぐらいの小型のヤモリで生息場所は砂漠や荒地、岩場、森林など、その生息環境に適応した独特な形状をした種類が多く日本のみならず欧米での人気も高く、特にタマオヤモリはその愛らしい容姿から誰もが興味を惹かれる魅力を持っています。
ひと昔前までは高嶺の花的存在のヤモリたちでしたが、現在では流通する種類も増え以前に比べ値段もこなてきました。寿命ははっきりとはわかりませんが10年以上は生きます。

飼育

ここではイシヤモリである、Nephrurus・Diplodactylus・Strophurusを中心に飼育方法を紹介します。基本的な部分は他のヤモリと同じで応用できます。

ケージはこの仲間ではもっともボリュームがあるオニタマオヤモリでも横幅45センチ程度あれば飼育は可能です。基本的には小型のヤモリが多いので、市販のフラットタイプのプラケースや前開き式の爬虫類専用ケージが使いやすいと思います。

温度は30℃前後を維持し、ケージの3分の1程度ケージの下に敷くタイプの遠赤外線ヒーターを設置します。Strophurusの仲間には紫外線ランプは効果的です。一応、昼夜を再現するためにも観賞用のライトは設置する方が見栄えも良いです。

床材は目の細かい砂を使用し、Strophurusの仲間にはヤシガラなども使えます。タマオヤモリ類は巣穴を掘る習性がありますが、砂が崩れて生き埋めなどの事故が考えられるため、どうしてもそういう姿を見てみたいと思う飼育者意外はお勧めしません。基本的には乾燥で、シェルター付近など一部湿ったところを用意します。

餌はサプリメントを塗したコオロギメインで問題ないです。飲み水は霧吹きなどから与えるのが一般的ですが、水皿からも飲みますので設置する方が良いです。